
レイチェル・カーソンが姪の息子ロジャーとの自然体験をもとに書いた原作「センス・オブ・ワンダー」は、子どもたちと自然の中に出かけ、ともにセンス・オブ・ワンダー=自然の神秘や不思議さに目を見張る感性を育むことの大切さを詩情豊かな文章で綴ったエッセイです。
映画は、この作品の舞台となった米国メイン州に現存するカーソンの別荘周辺の森や海辺に四季を訪ね、日本語版の翻訳者である上遠恵子が原作を朗読し、カーソンとロジャーの世界を追体験します。
あわせて、カーソンの人生の足跡を辿ることで、自然との共生という彼女のメッセージを伝える「朗読ドキュメンタリー」です。
映画本編は下記URLより配信でもご覧いただけます。
https://vimeo.com/ondemand/senseofwonder
監督:小泉修吉
製作・配給:グループ現代
2001年/107分/カラー