
『ヒバクシャー世界の終わりに』で数々の賞を受賞し一躍注目された鎌仲ひとみ監督が核の問題点を告発する第二作。青い空と緑の大地に囲まれ、チューリップや草花が美しく咲く青森県六ヶ所村。この村には、原発から出される使用済み核燃料からプルトニウムを取り出す再処理工場が建っている。ここに生きるということは、くらしの根っこに核があることを日々つきつけられて生きることに他ならない。巨大な原子力産業と向き合う人々の様々な生き方とくらしを見つめながら、電気エネルギーを使う私たち自身の未来の選択をも問いかけていく。
映画本編は下記URLより配信でもご覧いただけます。
https://vimeo.com/ondemand/rokkashorhapsody
監督:鎌仲ひとみ
2006年/119分/カラー