
──ここで生きていく決意が世界を動かす──
被爆問題を描き続ける鎌仲ひとみによる“核をめぐる三部作”の第三弾。
瀬戸内海祝島では自給自足的な暮らしが営まれ、漁師やおばちゃんたちがきれいな海を守りたいと28年間も原発建設に反対してきた。
島で一番若い働き手、孝くんはエネルギーの自給もしたいと望んでいる。
しかし、圧倒的な経済力と権力が原発建設を推進し続けている。
一方、北欧のスウェーデンでは脱石油・脱原発を決め、着実にエネルギーを自然エネルギーへとシフトし、持続可能な社会づくりが進んでいる。
どうしたら未来のエネルギーを自分たちの手で選択し、作り出せるのか。
私たちと同じ普通の人々の感性と思いが国を超えて交差し、新しいビジョンを描き出す。未来を待たずに、今、未来を作り出す現場がここにある。
自然と共振し、エネルギーを生み出す、ミツバチのような人々の羽音が聞こえてくる。
映画本編は下記URLより配信でもご覧いただけます。
https://vimeo.com/ondemand/ashestohoneygendai
監督:鎌仲ひとみ
製作・配給:グループ現代
2010年/135分/カラー